地域のワクワクするお店や人を紹介する「わくちんNEIGHBOR(ネイバー)」
駅前にドトールコーヒーがあって、タリーズコーヒーができて。
ナショナルチェーンがある中、ちょっとづつ個人経営のお洒落なお店も増えている田園都市線梶が谷駅。
本来は東急の本拠地になるべきポテンシャルを持っていた土地も、なんだかちょっと置いていかれちゃった感も。
梶ヶ谷をみんなで盛り上げようよ!!という熱い大人たちが、現在ではいっぱいいる場所でもあります。
以前ご紹介しましたが、シラハト商店さんご出店の梶ヶ谷さくらまつり。
まさに街に変化を!という彼らが開催するおまつりの一つです。
このほかにも「梶バル」なんていうイベントも開催中!
まぁ、そういった「梶ヶ谷駅前」のあれこれとはちょっと離れた、向ケ丘という場所で昨年オープンした自家焙煎珈琲のお店さんが、今日のネイバーさんです。
昔ながらの純喫茶を彷彿させる店内の雰囲気に、自家焙煎珈琲を丁寧の入れていただける大森さんの何とも言えないマスタームードがとても心地よい空間。
ランチにはトーストやワッフル、パスタなどのメニューがあり、これまたザ・喫茶店な雰囲気に。
決して広くはない店内にはド~ンとインパクトのある焙煎機が。
「この機会あってのおいしいコーヒーですからね。」
いわば大社長の貫禄いっぱいに居座っております。
お話を聞くと珈琲との出会いは意外にも遅く、以前はすし職人として働いていたとか。
そういった経験から、曜日限定でランチメニューには「お寿司プレート」が!!
お寿司と珈琲をコラボさせちゃうなんて。。
面白いことを考えますよね。
人が楽しんでくれることは大好きのようでいろいろと新しいことにチャレンジするとっても前向きな方。
わたくし自身がシモト珈琲さんで食べた中で印象的なのは「珈琲アイス」
ほかのものとは違う何とも言えない味わいとお店に漂うコーヒーの香りがいいフレイバーとしておいしさを手助け。
忘れられないですね~~。
「実は今。ちょっと面白いこと考えていて。だいぶ完成に近づいているんですけど・・・。」
聞きたい!!
「梶ヶ谷駅から国道246を越えたこちら側には自家焙煎をするカフェがいくつかあって。正直出店を考えた時にもこのベッドタウンにこんなにあることに驚いていて。そのエリアに自分がカフェをオープンするとなった際に、せっかくだったらみんなで一緒にコーヒーを作っちゃったらどうかな。。。なんて妄想していて。そんな時に、近所のシラハト商店のマスター・関口さんから『一緒にブレンド作りませんか。』とお話しいただいて。このタイミング!そして夢が一つかなう!答えは『やりたいです!やりましょう。』今、商品開発中なんですよ。新しいブレンドを。」
面白いじゃないですか~~っ。
同業者がともに同じ地域で戦う。ライバルでありながら共闘する形も。。
今の働くスタイルでは大切なことですね。
「飲んでみます?」
えっ。飲めるんですか!?
飲みたい!!
ということで飲ませていただきましたこちらの珈琲。
ブレンドの名前はまだ決まってはいませんでしたが、今後の梶ヶ谷のオリジナルブレンドとして商品化が楽しみです。
お味は。。。
酸味が少なくすっきりとした口当たりがとってもわたくし好みでした。
味は濃いめでしっかりしていて珈琲の味をしっかり楽しめます。
大森さんが一人で切り盛りするこちらSHIMOTO珈琲は、田園都市線宮崎台駅や梶ヶ谷駅より穂と11分程とちょっと離れています。
しかしこのロケーションが忙しい毎日の中の「ちょっとホッ。」な時間を作ってくれます。
レトロなちょっと懐かしい雰囲気の中で気持ちの良い息抜きの時間を珈琲とともに味わってみてはいかがでしょうか。
シモト珈琲のマスターからコーヒーだけに「マメ知識」をいただきましたので、ご紹介いたします。
お勧めのコーヒーはコートジボワール産のコーヒーです。
コートジボワールは西アフリカのギニア湾に面した共和国です。
かつては象牙の輸出が盛んだったことからフランス語で象牙海岸を意味する「コートジボワール」という国名になりました。
コートジボワール産のコーヒーは「アイボリーロブスタ」とも呼ばれ流通していますが、単独で飲まれることが少なく主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使われるため店頭に並ぶことがほとんどありません。
なかなか飲むことが出来ない独特な香ばしさと柔らかな苦味のコーヒーを是非一度味わっていただきたいです!
シモト珈琲 SHIMOTO COFFEE
http://www.shimoto-coffee.com/
川崎市高津区向ケ丘129 1-A
tel :044-863-9500
open: 9:00~20:00
day off: Monday