もうすぐ七夕。
笹の葉さ~らさら~ のきばにゆれる~~
お星さまき~らきら~ きんぎんすなご~~
彦星様と乙姫様が天の川で年に一回会うことができる日。
年に一回しか会えないんですって。なんだか、さみしいですよね。
しかし、あえない時間が長いほど、思いが大きくなる!
そういったポジティブな考え方もあるかもしれません。
今回ご紹介する「川崎色輪っかつなぎ」というイベントも、まさにそういった想いをつなぐイベントでございます。
色輪っかつなぎ。
短冊状になった折り紙を丸くつなぐ単純作業でございます。
小学校の時からお誕生日会のお部屋のデコレーションといえば、これっ!という定番の折り紙遊び。
この単純作業だからこそ子供も大人も、どんな異なる立場や境遇の人でも、一緒に作業ができる。
そういったコンセプトから始まったのがこの「KAWASAKI IRO WAKKA」というイベントになります。
一本の色輪っかを作る共同作業を通じて、人と人がつながり、思いを共感し、コミュニケーションを持つ。
そしてその結果、川崎市内の人々がつながって、川崎という土地の愛情をもって住んでもらえるように。
2014年にスタートしたこのプロジェクトは初年度から100を超える川崎市内の団体にて実施されました。
地域で開催されるイベントはもちろん、幼稚園や小学校、中学校、高校。
大学のゼミや障碍者施設に老人ホームなどなど。
2017年には400団体がかかわるイベントに成長し、認知度も高くなってきております。
人々が川崎由来の資源をカラーリングしたオリジナル「かわさき折り紙」でつなぐことが、このエリアを楽しく学ぶ作業になり、ここに住む価値、満足度を上げてもらったらうれしい。川崎の「らしさ」をもっともっと発信したい。
このイベントの実行委員会の一人が、本日のわくちんネイバーさんでございます。
村瀬成人さんです。
武蔵野美術大学を卒業後、グラフィックデザイナーとして百貨店、デザイン事務所などに勤務。
30年以上勤務後、新しいことにチャレンジしたくなり起業。
地域活動をスタートし、地域をどうにかかっこよく見せられないかと自問自答をしていたそうです。
「ヨーロッパなどの行政関連のポスターやチラシなどの配布物ってとっても良くデザインされていてかっこいいんですよね。街のちょっとした掲示板を見てもとてもスタイリッシュで、なんだか参加してみたくなるし、その後もとっておきたくある。日本でももっとうまいデザインを行政やマチごとに組み込めるんじゃないかと思って。この色輪っかつなぎも一つの地域デザインとしてスタートしました。単純作業で、誰でもできる作業だからこそ、ちょっとしたデザインというスパイスを入れると、参加した人たちがこの作業をしたことに誇りを持ってくれる。それってものすごくデザイナー冥利に尽きるんですよね~っ。」
デザインが人のモチベーションアップにつながるというのは新しい発想ですね。
色輪っかつなぎに関しては、勝手にデザインを楽しませていただいているイメージで、とにかく市内各所で開催されるイベントでは大勢の人たちがつなぐ姿を目にします。
今年も7月7日【土】七夕の日に登戸にございます二ヶ領せせらぎ館(多摩川河川敷)にて色輪っかつなぎお披露目会が開催されます!
http://kawasaki-origami.jp/irowakka/
人と人をつなぐ。
心と心をつなぐ。
色輪っかをつなぐことで生まれるまちの一体感をぜひ体感くださいね!
わたくしは村瀬さんと第二、第四土曜日に宮崎台を朝散歩しています。
AM6時に第二公園集合です。
こちらもご興味ございましたら。ぜひご参加くださいね!
「宮前ムラセ散歩」と、申します。(笑)